まだまだ咳が少し残っていて、会社で「コンコン」する度に上司から「一度でかい病院で診てもらえ」というので、行ってきました。でかい病院。
淀川キリスト教病院
うちから歩いて行けるんですよね、ここは。淡路2丁目。陸の孤島のような場所。
阪急淡路で降りても、JR新大阪からも歩くとけっこうかかる。バスもない。
さすがにデカイ病院だけあって、あたりいったいは病院街、老健施設やケアセンター、サナトリウムみたいな施設もありました。
診察受付は8時半からでしたが、のんびり出たので着いたのは10時前。
病院内は人でいっぱい!金曜日なのに・・・。 いや金曜日だから特に多かったのか?
とりあえず内科(呼吸器内科)と耳鼻咽喉科の外来受付をして待つ。かな~り待たされるんだろうなと予想して、なかなか手のつけられなかった長編小説5冊組『永遠の仔』を持参して読み始める。
問診を済ませほどなくレントゲンを撮る。
それからが長かった。看護婦さんが内科は時間がかかりそうなんで先に耳鼻咽喉科にということで、3階に上がって咽喉科へ。この時点ですでに2時間ちかく経過。
よかった本あって。咽喉科でも待合にはたくさんの人!再診からなのでずっと呼ばれず。
本があったよかった。家だとテレビ観たり、他の用事をするので全然読めなかったから、この機会にと没頭。
病院施設はさすが、
「からだとこころとたましいが一体である人間に、キリストの愛をもって使える医療」をめざすキリスト教病院!
清潔感があふれていて、窓からこぼれる日差しまで神々しく感じるようなやさしいインテリア。というのはおおげさですが、待合も少なくともうちにいるよりはリラックスできる。読書も進む。
あまりの待ち時間の長さに少なくとも5~6人がプンプンしながら帰っていってました。そらそうだろうなあ。でようやく私が呼ばれる。もうすぐ13時になろうとしてる。
症状を言うと、鼻からのどからひんむいていろいろチェックされる。
「鼻の奥見せてくださいね」といわれ、スプレー式の鼻麻酔をされる。「なんだ!?鼻が麻痺してきた??」それから極細ホースのような鼻カメラ登場!
先が蛍のおしりみたいに光って、そこがカメラなんですが、30センチくらいある。「えっこれ入れるの?ウソ無理」
そっか待ってる間子供の泣き声が絶え間なく聞えてきたのはこれね・・・。きゃ~やだ、やだやめて~~~フンガフンガ耐えていると
「難しい顔したら奥まで入らないのでスマ~~~イル♪」無理、泣きはしないけどこんな状況でスマイル?
その間にもドクターは「気管支めちゃきれい、あ~ここに残ってる、はいはい(ナースに向かって)ここ撮って」と一連の流れ作業で鼻カメラおしまい。
で撮影された鼻の奥の方の写真を見せられたら、どうやら白い痰がへばりついていて、これがノドの方に落ちると咳になるのかもということで、5日間くらい薬を飲んで様子見ということに。
クラリシッド錠
アゼプチン錠
ムコダイン錠
ダーゼン錠
さすがに充実した読書タイム!といってもさすがにおなかもすいてきたので内科はキャンセル。
レントゲンとったのも忘れてて、「せっかくレントゲンとったので内科で診て貰っては?」とナースに言われましたが断って帰りました。
確かに待ち時間は長いんですが(今日は初診だったし)、ドクターもナースも本当に申し訳なさそうにしてて患者さんも納得の様子。しかし、デカイ病院は特定医療費が別に必要で、非常に痛い出費。う~~今夜飲みに行くのになあ(ToT)/~~~
受付でもらった外来受診のご案内という病院施設の案内をながめていると、
診療科目や受付時間とともに、みなさまの権利なんてのも記載してある。
みなさまの権利には「人間としての尊厳が尊重された医療を受けることができる」といったことが6つあります。
あと伝道部についてという項目もあり、
当院には専任の牧師、伝道師がおります。毎朝8時半よりブラウン記念チャペル(本館正面玄関横)で礼拝を行っておりますので遠慮なく・・・。
すげ~~
で、部屋に戻って「あ~かなり読破したなあ」なんて思ってたら病院から電話がかかってきました。「えっ?お金足りなかったのかな」なんて思って出ると、呼吸器内科のナースで「レントゲンも撮られたし、早めに診察を受けて欲しいんです」とのことでした。待つ時間が惜しくてなんて答えたら「あすも私おりますので、すぐにドクターにみてもらうように」とのこと。
え・・・レントゲンでなんか見つかったんだろうか、でなきゃここまで言われることないよな、わざわざ電話まで、少し不安になったけど、とりあえず上記の薬を飲んで様子見ます。